グルテンフリーを実践する際、グルテンフリーの食材はどれか、何が食べられるのか不安になりますよね。
実は、グルテンフリーの食材はたくさんあります。
グルテンフリーの食生活で食べてもいい食品・避けるべき食品を紹介します。
- グルテンフリー食材の一覧
- グルテンフリーで避ける食材
- グルテンフリーのデメリット・メリット
グルテンフリーの初心者の方は和食レシピも参考にして下さいね。

tokinoya
この記事の監修者
2005年から臨床検査技師として、健診センター、中核病院などに勤務、臨床検査科長や経営推進課の責任者を務めた。 自身がアトピーに子供のころから悩まされていたことから、グルテンフリーや無農薬、添加物に対して論文を読み漁る。現在は酵素風呂などの健康事業を手掛ける経営者。
tokinoyaのプロフィール
グルテンフリー食材(グルテンを含まない食品)一覧

グルテンフリーで食べられる食材の一覧を紹介します。
- 米
- そば(十割)
- 肉
- 豆腐
- 野菜
- 魚介類
- ナッツ チーズ
- 果物
- 米粉(パン・スイーツ・麺・餃子・カレー・天ぷら)
- 大豆粉(パン・麺)
- その他グルテンフリー食品(パン・麺・クッキーなど)

グルテンフリーの食べ物や食材は意外とたくさんありますね♪
スーパーやコンビニなどで簡単に手に入りそうです。
小麦粉を使わない食べ物
グルテンフリーを実施しているとき、小麦を含まない食品は食べることができます。
パンやパスタなどの小麦粉を使った食品を食べなくても、お肉や魚介類などのメイン料理は問題なく食べられます。
グルテンフリーのパンやパスタなどの麺類も、スーパーなどで手軽に購入できるのでおすすめの食材です。
主食をご飯にすることで、無理することなくグルテンフリーのメニューになります。
米粉・大豆で作られたパンや麺など
お米はグルテンフリー生活で良く食べられています。
米を原料とした米粉や大豆で作られたパンや麺は、グルテンフリーに取り入れることができます。
その他にも、小麦粉の代わりに食べられる穀物はたくさんあります。
- 米粉
- 大豆粉
- そば粉
- トウモロコシ粉
- アーモンド粉
- タピオカ粉
上記の穀物は小麦粉に比べてグルテンの含有量が少ないか、まったく含まれていません。
なので、小麦粉の代わりにグルテンフリー食品として、グルテンフリーの生活に安心して取り入れることができます。

グルテンフリーのパンや麺はネット通販でも販売されています。
グルテンフリーとは
グルテンフリーとは、セリアック病や小麦不耐症の患者のために開発された食事療法です。
やり方は食生活から小麦粉を使った食品を除去すること。
小麦粉に含まれるグルテニン・グリアジン2種類のたんぱく質が絡み合ってできたもの。
小麦粉に水を加えてこねると、グルテニンの「弾力はあるが伸びにくい」性質と、グリアジンの「弾力はないが粘着力が強くて伸びやすい」性質が結びつく。
セリアック病や小麦(グルテン)不耐性の患者は、小麦粉を使った食品を食べると下痢や腹痛など体調をくずしてしまいます。
小麦アレルギーなどの疾患がなくても、小麦を食べることで体調が悪くなる人も。
グルテンフリーは、小麦を使った食品を食べないことで身体の不調を改善する食生活のことです。

グルテンフリーのやり方は、小麦を使った食品(グルテンを含む食品)を摂らないということですね。
グルテンフリーの効果としては、小麦が体に合わない人は「体が軽くなった」「体調が良くなった」と体調変化を感じていることがあります。
ですが、セリアック病などでない健康な人のグルテンフリーの効果は科学的な根拠はありません。
もともと体質的にグルテンが合わないという人には、身体によい効果を得られるかもしれません。

グルテンを含む食品は油や糖質が多いものが多いです。グルテンフリーにすること必然的に摂取カロリーが減りダイエットできたという人もいます。
グルテンフリーの効果は>>グルテンフリーの効果を参考にして下さい。
グルテンフリーで避ける食材

グルテンフリーで小麦断ちを実施するときに避ける食材を紹介します。
小麦を使ったものは私たちの生活には溢れていて、意外なものにも含まれていることも。
- パン・パスタなど小麦製品
- 小麦を含んだ調味料
- 小麦を使った化粧品など

パンやパスタ以外にも、色々なものに小麦粉は使われているんですね。
グルテンフリーで食べられないものは確認しておきましょう。
グルテンを含む食品一覧
グルテンを含む食品一覧を参考にして下さい。
- パン
- パスタ
- ラーメン
- うどん
- ピザ
- マカロニ
- グラタン
- ケーキ
- クッキー
- お好み焼き
- たこ焼き

パンやパスタなど小麦粉を使っているとわかりやすいものは避けやすいです。
調味料や化粧品などにも含まれていることがあるので、確認が必要です。
パン・パスタなど小麦製品
パンやパスタ・ラーメン・うどんなどの小麦粉を使った食品は、グルテンを含んだ食品です。
ケーキやクッキー、お好み焼きなどの粉ものもグルテンが含まれます。
グルテンフリーにするなら、小麦粉でないもので作ったパンやパスタを選ぶようにしましょう。
いきなり小麦粉を使った食品を全て排除してしまうと、栄養バランスが崩れたりストレスになります。
米粉や大豆粉などで作ったパンやパスタなどは、美味しく食べることができます。
小麦を含んだ調味料
調味料でも小麦が含まれているものが多くあります。
以下は小麦が使われている調味料です。
- 醤油
- ソース
- ポン酢
- めんつゆ
- コンソメ
- 酢
- 味噌
- 豆板醤
- だし
- 植物油(小麦胚芽油)
一覧に醤油を入れていますが、醤油は醸造過程で小麦アレルゲンが消失します。
なので、小麦が原材料に表示されていても基本的には除去する必要はありません。
気になる場合は小麦の表示がないものを選ぶようにしましょう。

ドレッシングや食品添加物にも小麦が含まれていることもあります。
(参考:食物アレルギー研究会)
小麦を使った化粧品など
化粧品などにも小麦を使っている場合があります。
健康のためにグルテンフリーを試す場合は気にしなくてOKですが、小麦アレルギーの人は注意が必要です。
元はアレルギーでなくても、化粧品や石鹸に含まれる小麦のタンパク質から、アレルギーになる場合があります。
グルテンフリーのデメリット・メリット
グルテンフリーは体調が良くなるなどのメリットが期待できますが、デメリットもあります。
それぞれ確認しておきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
食事の摂取カロリーを抑えられる 体や肌の調子が良くなる | 栄養バランスが崩れやすい 添加物が多く含まれている可能性がある メニューが限られる |
小麦粉を使った食品は、油や糖を多く含んだものが多いので、控えることで摂取カロリーを控えることができます。
糖質を控えることで腸内環境が改善し、身体や肌の調子が良くなることがメリットとして挙げられます。

小麦が体に合わなくて体調が悪かった人は、特にグルテンフリーの効果を感じるかもしれませんね。
一方で、小麦を除去することで、栄養バランスが崩れやすいことがデメリットといえるでしょう。
食物繊維が不足すると様々な不調の原因となります。
果物や野菜・キノコなどで積極的に食物繊維を食べることが大切です。
特に外食では小麦なしで食べられるメニューが限られてしまうので、グルテンフリーが難しいと感じる場合もあるでしょう。
安全に食べられる認証マークのグルテンフリー食品を利用して、無理のない範囲でグルテンフリーを行うことでストレスなく続けられるかもしれません。

体形や体調が気になる時だけグルテンフリーにする、ゆるグルテンフリーもおすすめ!
健康やダイエットに効果を感じられそうですよ♪
グルテンフリー和食レシピ

グルテンフリーを初めて実施するなら、和食のメニューがおすすめです。
何を食べるか悩んだら和食のメニューを選択すると、簡単にグルテンフリーを取り入れることができるからです。
ご飯を主食とした日本食の献立は、無理せずグルテンフリー生活に近づけますよ。
いくつかグルテンフリーにおすすめの和食のおかずレシピを紹介します。
- 鮭のホイル焼き(白ごはん.com)
- 豚キムチ(白ごはん.com)
- ホタテの茶碗蒸し(白ごはん.com)
- ゴーヤチャンプルー(白ごはん.com)
- 海老のかき揚げ(Cookpad)
- ご飯
- 味噌汁
- 焼き魚
- 煮物
といった基本の和食メニューであれば、グルテンフリーを手軽に実践できます。
グルテン除去食を用意するのが大変なら、まずは一週間の献立を和食でグルテンフリーを実践してみましょう。
グルテンフリーのレシピのアプリを入れると、人気献立のレシピを試せるかもしれません。
朝食やおやつ・スイーツもグルテンフリーのレシピで試してみてもいいですね。

グルテンフリーダイエットで食べていいものも確認できるので、とても便利ですよ。
グルテンフリーの食事例は>>グルテンフリーの食事例の記事を参考にしてくださいね。
まとめ
グルテンフリーの食材は意外とたくさんあります。
- 米
- そば(十割)
- 肉
- 豆腐
- 野菜
- 魚介類
- ナッツ チーズ
- 果物
- 米粉(パン・スイーツ・麺・餃子・カレー・天ぷら)
- 大豆粉(パン・麺)
- その他グルテンフリー食品(パン・麺・クッキーなど)
和食のレシピであれば、簡単にグルテンフリーのメニューにすることができますよ。
グルテンフリーのパンやパスタも手軽に購入することができます。
栄養バランスが崩れないように、無理のない範囲からグルテンフリーを実践していきましょう。