グルテンフリーでビールは絶対ダメ？グルテンの入っていないお酒おすすめ8選

グルテンフリーの食生活ではビールは飲めません。

ビールは大麦を原料としているからです。

小麦アレルギーなど小麦が体に合わない人は、ビールではなくグルテンフリービールを選択すると良いでしょう。

日本・世界のグルテンフリービールを8つ紹介します。

ビールのような味わいを楽しめるグルテンフリービールはたくさんありますよ。

グルテンフリーではビールはダメ

グルテンフリーの生活をするなら、基本的にビールは飲めません。

なぜなら、ビールの原料は大麦だからです。

ビールの原料は水・麦芽などのでんぷん・ビール酵母・ホップなど。

大麦の麦芽を主原料として、ホップやトウモロコシ・米・砂糖などを副原料として使われていることが多いです。

小麦アレルギーならビールは絶対ダメ

小麦アレルギーや小麦不耐症の人は、ビールを飲むとおなかを壊したり体調が悪くなるので飲まないほうが良いでしょう。

とはいえ、小麦アレルギーの人すべてがビールが飲めないわけではありません。

小麦アレルギーだけど軽度であれば、大麦は大丈夫でビールを飲める人もいるでしょう。

ですが、麦類のアレルゲンはお互い類似しているので、交差反応で複数の麦類でアレルギーを起こす人もいます。

小麦アレルギーの場合はビールは避けた方が無難です。

後ほど紹介しますが、グルテンフリービールの市場が拡大し、コンビニでも1種類はグルテンフリービールを並べています。

小麦アレルギーでもビールを飲みたい場合は、グルテンフリービールを選択しましょう。

原材料に麦を含むものが無くても、同じ製造ラインで麦芽を使ったビールが製造されていることもあります。
工場のライン機械洗浄がきちんとされているはずですが、コンタミネーションが全くないとは言えません。

ビールのグルテン含有量

ビールのグルテン含有量は商品によって異なります。

小麦アレルギーの心配があるのなら、グルテンフリービールを選択しましょう。

グルテンフリービールは、多くの国でビール中のグルテン含有量が20ppm(0.002%)以下としています。

グルテンフリービールは大きく2種類にわけられます。

グルテンフリービール・グルテン除去ビールどちらもビールに近い味や感覚に製造されています。

商品によって香りや味わいが違うので、自分の好みのものを見つけたいですね。

グルテンフリービールおすすめ8選

グルテンフリービールのおすすめを紹介します。

日本のグルテンフリービール・海外のグルテンフリービールそれぞれの特徴など参考にしてください。

日本のグルテンフリービール

日本のグルテンフリービールを3つ紹介します。

キリンのどごし生

画像引用：キリン公式サイト

のどごし生はアルコール度数5％の発泡酒です。

原材料はホップ・糖類・大豆たんぱく・酵母エキス。

麦芽でなく大豆を使っている商品です。

軽い飲み口で後味がさっぱりしているのが特徴。苦いビールが苦手な人にも飲みやすいグルテンフリービールです。

サッポロドラフトワン

画像引用：サッポロ公式サイト

サッポロ ドラフトワンの原材料は、ホップ・糖類・エンドウタンパク・カラメル色素。

麦や麦由来の成分は含まれていない発泡酒です。

爽快なのどごしと切れの良い後味。

ごくごく飲める飲みやすさが人気です。

オルゼーブルーイング

画像引用：オルゼーブルーイング公式サイト

原料穀物は米由来の物だけを使用し、モルトの風味を纏った米麹がビールに複雑なふくらみを与えています。

原材料は米芽麹・米麹・きび砂糖・ホップ。

麦芽を使用していない主原料が麹のグルテンフリービールなので、小麦が体に合わない人も安心して楽しめます。

海外のグルテンフリービール

海外のグルテンフリービールはたくさんあります。5つおすすめを紹介します。

オミッション【Omission Brewing】

画像引用：楽天市場

米国オレゴン州ポートランドで人気のクラフトビール『オミッション　ブルーイング(Omission Brewing)』。

個性的な味わいのグルテンフリービール。

FDA(アメリカ食品医薬局)が定めるグルテンフリーの基準値を大きく下回ってクリアしたハイブリッドなビール。

ジェードオーガニック【Jade Organic Blonde】

画像引用：日本ビール株式会社

製造の最終工程でグルテンを取り除いたフランスのグルテンフリービール。

しっかりとしたアロマと豊潤な味わい。

抽出製法の為、麦芽のほのかな香りがします。

ダウラ ダム【DAURA DAMM】

画像引用：Amazon公式サイト

グルテンを除去したスペインのグルテンフリービール。

ビールと同じ主成分から作られた本格派ビール。

ホップを加えて煮沸する前に加水分解して麦汁のグルテン分子鎖を破壊。できたビールにフィルターをかけてグルテンを除去してボトリングしています。

グルテン含有量は常に3ppm以下。

プヤラ 「ヘルガ」【POHJALA「Helge】

画像引用：MMM booze shop公式サイト

エストニアのグルテンフリービール。

ホップをふんだんに使用してフルーティーに仕上げています。

シトラス・パイナップル・ココナッツのような味わいでトロっとした濃厚な飲み口。

グルテン含有量は1㎏のビールに20㎎以下と表示されています。

バーントミルブルワリー【BURNT MILL BREWERY】「STEEL-CUT」

画像引用：一期一会～る公式サイト

イングランド東部サフォークのブルワリーのグルテンフリービール。

アレルギーのあるヘッドブルワーが自らが美味しく飲めるグルテンフリービールを醸造。

大麦の替わりにオーツ麦を使用したさわやかなペールエール。

グルテンフリーのノンアルコールビール

グルテンフリーのノンアルコールビールも紹介します。

アサヒ ドライゼロ

画像引用：アサヒ公式サイト

原材料は食物繊維・大豆ペプチド・ホップ。

最もビールに近い味を目指したノンアルコールビールテイスト飲料。

ビールらしい飲みごたえと食事に合うスッキリした味わい。

アルコールだけでなくカロリーもゼロ。

キリン パーフェクトフリー

画像引用：キリン公式サイト

原材料は、難消化性デキストリン(食物繊維、韓国製造)・大豆たんぱく・ぶどう糖果糖液糖・ホップ・米発酵エキス。

小麦由来のものは使われていません。

脂肪の吸収を抑える・糖の吸収を穏やかにするというダブルの機能付きのノンアルコールビール。

爽快な飲み口でのどごしの良さが食事にぴったりです。

まとめ

小麦アレルギーの人はビールは飲まないほうが良いでしょう。

人によってはビールのグルテンは問題なくビールを楽しめる人もいますが、お腹を壊したり体調が悪くなる可能性があります。

小麦が体に合わない人は、グルテンフリービールがおすすめです。

日本のグルテンフリービール、海外のグルテンフリービールをいくつか紹介したので、色々試してみてくださいね。