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グルテンフリー花粉症

グルテンフリーは花粉症の軽減に効果を期待できます。

その理由としては、グルテンフリーをすると腸内環境が整うからです。

グルテンフリーをすることで、花粉症や便秘など体調の不調を改善するかもしれません。

グルテンフリーは日本人には意味ないという人もいますが、様々な効果を期待して多くの人に実践されています。

  • グルテンフリーの効果
  • グルテンフリーのメリット・デメリット

を確認して、どんな効果があるのか気を付ける点などを参考にして下さい。

tokinoya

この記事の監修者

2005年から臨床検査技師として、健診センター、中核病院などに勤務、臨床検査科長や経営推進課の責任者を務めた。 自身がアトピーに子供のころから悩まされていたことから、グルテンフリーや無農薬、添加物に対して論文を読み漁る。現在は酵素風呂などの健康事業を手掛ける経営者。

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目次

グルテンフリーは花粉症に効果あり!

グルテンフリー花粉症

グルテンフリーは花粉症にも効果が期待できます。

なぜなら、グルテンは腸内環境を悪化させるからです。

腸内環境が良いと、善玉菌が増え腸内フローラのバランスを整えられます。

腸内フローラのバランスと整うと、免疫システムに影響しアレルギーの出にくい体質に近づきます。

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アレルギーの出にくい体質は、免疫システムが正常に働いている状態です。
腸は免疫システムと密接な関係があり、免疫細胞の60~70%が集まっているといわれています。

グルテンを過剰摂取すると、腸に炎症が起こります。

これによってバリア機能が壊され、リーキーガットを引き起こすことも。

リーキーガットとは

腸に穴が開いて腸内細菌や老廃物がもれ出る事。

はっきりとしたエビデンスがあるわけではありませんが、腸内環境を整えるためにグルテンフリーをすると、花粉症にも効果が期待できるといえそうです。

小麦は食事誘発性のアナフィラキシーの促進・アレルギーの助長の原因になる食品といわれています。

小麦断ち食生活にすることで、すべての人に効果があるとは限りません。

ですが、小麦の摂取をやめたことで花粉症が軽減した・治ったという人は少なくありません。

参考:森永乳業公式サイト

俳優のディーンフジオカさんもグルテンフリーを取り入れていることで有名です。
小麦アレルギーと花粉症対策にグルテンフリーを取り入れている人は多そうですね。

グルテンフリーとは

グルテンフリーとは、もともとはセリアック病やグルテン不耐症の治療法として考案されました。

セリアック病やグルテン不耐性の人は、グルテンを摂取すると体に不調をきたすからです。

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セリアック病の患者は、グルテンを摂取すると小腸を損傷したり栄養吸収に問題を引き起こします。
グルテン不耐症・グルテンアレルギーの患者も、グルテンの摂取をやめることで症状が改善することがわかっています。

日本などアジアではセリアック病・グルテン不耐性の有病率は0.05%といわれています。

なので、グルテンフリーは主に健康法として広まっています。

具体的なやり方は、小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質グルテンを避けた食事をとることです。

日本人にはグルテンフリーは意味ないという場合がありますが、それは必ずしも正しくありません。

グルテンが体質に合わなくて、体調を崩す人は少なくないからです。

グルテン不耐性の人の割合は、日本では70%以上とも言われています。

小麦を含む食品を食べることで体調が悪くなるなら、グルテンフリーを試してみてもいいかもしれませんね。

厳密にいえば大麦やライ麦にはグルテンは含まれません。詳しくは>>大麦はグルテンフリーではない?の記事を参考にして下さい。

グルテンフリーの効果

グルテンフリーをすることで期待できる効果は5つあげられます。

  • ダイエット
  • 肌荒れ・ニキビ
  • 便秘
  • 花粉症
  • 体調が良くなる

花粉症だけでなく、様々なグルテンフリーの効果を感じている人は多いです。

それぞれの効果を詳しく紹介します。>>グルテンフリーの効果も参考にして下さい。

ダイエット

ダイエットにグルテンフリーが効果があるともいわれています。

その理由は、グルテンには中毒性があるからです。

小麦を使ったパンや麺はもっと食べたい、また食べたいという気持を引き起こします。

そのため、グルテンフリーをしても、パンが食べたい気持ちを抑えられず断念したということも多いのではないでしょうか。

tokinoya

急に小麦断ちをすると、食べたい気持ちが抑えられずストレスが溜まって続けられなくなります。
一日一食・自炊ではグルテンフリーなど無理のないペースから始めてみましょう。

グルテンフリーがダイエットに効果があるというのは、この中毒性が抑えられ食べる量が抑えられるという理由です。

直接的にグルテンフリーがダイエットになるわけではありませんが、食べる量が減りカロリー摂取が控えられることによってダイエット効果が期待できます。

小麦は血糖値を上昇させる成分が含まれていることも、ダイエットに効果があるという理由です。

血糖値が上がると、下げようとしてインスリンが過剰分泌され脂肪をため込みやすくなります。

小麦を食べないことで、血糖値の上昇を抑えることができ太りにくくなることも期待できます。

肌荒れ・ニキビ

グルテンフリーの効果として、肌荒れやニキビへの改善も期待できます。

グルテンは腸内環境を乱す食材だからです。

グルテンは消化されにくく、腸に炎症を起こしてしまうこともあります。

腸内環境の悪化は、肌荒れやニキビの原因となります。

グルテンフリーをすることで、腸内環境が良くなり肌荒れやニキビに効果を感じるかもしれません。

aya

グルテンフリーは美容にも効果が期待できそうですね。

肌荒れやニキビへのグルテンフリーの効果は>>小麦粉は肌荒れの原因?の記事を参考にしてくださいね。

便秘

グルテンフリーは便秘にも効果が期待できます。

これは、グルテンは腸内環境を乱す働きがあるからです。

グルテンフリーをすることで腸内環境が整い、

  • 便秘
  • 体のむくみ
  • お腹の張り

が解消される効果が期待されます。

小麦の入った食品を食べると下痢をしがちな人も改善するかもしれませんね。

花粉症

グルテンフリーは花粉症にも効果が期待できます。

前述しましたが、グルテンフリーで腸内環境が整うからです。

日本では4人に一人、2人に一人がスギ花粉症だというデータもあります。

画像引用:ウェザーニュース

グルテン不耐性は食べてすぐに症状が出ないケースもあるので、原因がわからなくなることも。

グルテンフリーをするとスギ花粉症の症状が和らぐこともあります。

花粉症の症状が辛い場合は、グルテンフリーを試してみてもいいかもしれません。

tokinoya

グルテンフリーで花粉症が治らないまでも、症状の緩和にはなるかもしれません。

体調が良くなる

グルテンフリーで小麦を食べないことの効果として体調が良くなることがあげられます。

小麦を食べたことによる不調として、

  • 頭痛
  • 不眠
  • 腹痛
  • 倦怠感

などがあります。

グルテン摂取するのを控えてから、こういった不調が改善されたという人は少なくありません。

グルテン不耐性の場合、食べてすぐに症状が出ない場合があります。

そのため小麦が合わないことに気づかないケースも多いです。

普段から当たり前に食べていた小麦が不調の原因の場合があります。

試しに小麦なしの生活をすることで、体調が良くなるかもしれませんよ。

グルテンフリーの効果はいつからか解説

グルテンフリーの効果は1週間~2週間で出るといわれています。

ですが、徐々に体が順応するので、花粉症にもすぐに効果は感じられないかもしれません。

まずは2週間続けてみて、体調の変化を観察してみましょう。

その後小麦の入った食品を食べて体調が悪くなるなら、グルテンフリーが自分の体に合っていたことが実感できます。

肌荒れやニキビに効果を感じるのには、2~3ヶ月かかることもあります。
効果を感じるのには個人差が大きいので、すぐに効果が出なくても根気強く続けてみることが大切です。

小麦を全て除去しようとすると、確認が大変だったり食べられるものが制限されてストレスになります。

外食では気にしない、主食のみグルテンフリーなどゆるグルテンフリーから試して効果を感じてみるのがおすすめです。

グルテンフリーのデメリット・メリット

グルテンフリー花粉症

グルテンフリーのデメリット・メリットを確認しておきましょう。

メリットデメリット
ダイエット効果が期待できる

肌や体の不調の軽減

腸内環境が整う
栄養バランスが崩れる可能性

ダイエットの効果が出るとは限らない

グルテンを含む食材は多い

外食はしにくい

グルテンフリーをすることで腸内環境が整い、肌や体の不調が軽減されることがメリットです。

ダイエット効果を期待して始める人も多いですね。

デメリットとしては、栄養バランスが崩れる可能性があるのことは気を付けなければなりません。

小麦には食物繊維が含まれているので、小麦なしの食生活をすると食物繊維が不足しがちです。

食物繊維は心臓や血管の健康を保つためには欠かせない栄養素です。

グルテンフリーをするなら、小麦以外の食品から食物繊維などの栄養素を摂るように心がけましょう。

グルテンを含む食材は多いので、自炊の時に原材料を確認する必要があります。外食でも選べるメニューが限られることも大変だと感じる人もいるでしょう。

ダイエットを期待してグルテンフリーを試す人は多いですが、必ずしもダイエットに効果があるわけではありません。

体調が良くなったと感じる人がいる一方、効果がないと感じる人もいることはデメリットといえそうです。

>>グルテンフリーのデメリットとメリットの記事で詳しく紹介しています。

まとめ

グルテンフリーは花粉症の軽減に効果を期待できます。

腸内環境が整うことでアレルギーの出にくい体質に近づけるからです。

グルテンが体に合わない人でも、小麦を食べてすぐに症状が現れるわけではないので原因がわかりにくい場合があります。

まずは2週間グルテンフリーを試してみると、花粉症の症状の軽減や肌や体の不調の改善などの効果を感じるかもしれません。

いきなり完璧にグルテンフリーをすると、ストレスが溜まって体調を崩すこともあります。

自分に無理のないペースでグルテンフリーを楽しむくらいの気持ちで試してみましょう。

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