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小麦アレルギー食べられないもの

小麦アレルギーの人が食べられないものを紹介します。

小麦を使った食品は意外と多く、市販のものを購入する際は注意が必要です。

ですが、小麦を使わないグルテンフリー食材は最近たくさん販売されています。

ケーキやパン・パスタなども、米粉などで作られたものは小麦アレルギーでも食べることができますよ。

お米を中心としたメニューなら、小麦なしでも普段食べているもので十分満足できる食事をとれるでしょう。

小麦を使った食品を避ける際の注意点も参考にして下さい。

目次

小麦アレルギーで食べられないもの

小麦アレルギー食べられないもの

小麦アレルギーで食べられないものを紹介します。

  • パン・パスタなどの小麦製品
  • 小麦を含む食品
  • 小麦を含む調味料

食べられないものではありませんが、小麦アレルギーの場合は小麦を使った日用品にも注意が必要です。

除去する必要がないものについても紹介していきます。

グルテンフリーの食材については>>グルテンフリーの食材を参考にしてください。

パン・パスタなどの小麦製品

小麦アレルギーの場合は、パン・パスタなど小麦製品は食べられないものになります。

小麦粉には種類があり、様々な料理で使われています。

種類料理
薄力粉ケーキ・クッキーなどお菓子
中力粉うどん・ソバなど麺類
強力粉パン・ピザ・パスタなど

上記の粉はどれも小麦から作られているので、それを使って作ったものは小麦アレルギーの人は食べられません。

小麦アレルギーは小麦タンパク質に体が過剰に反応して様々な症状が出ます。

食べてすぐに症状が出ない場合、運動すると症状が出る場合などがあります。

  • かゆみや蕁麻疹
  • 下痢
  • 腹痛
  • 呼吸困難

などの症状が出て、ひどい場合はアナフィラキシーショックを起こすことも。

食べるものに小麦が含まれていないか、慎重に成分を確認することが重要です。

小麦を含む食品

小麦アレルギーの人の食べられないものとして、小麦が含まれる加工食品があげられます。

小麦食品一覧で確認しておきましょう。

小麦を含む食品
パン類サンドイッチ・フレンチトースト・ベーグル・デニッシュなど
パスタ類スパゲティ・ラザニア・マカロニなど
シリアル類グラノーラ・シリアルなど
お菓子ケーキ・ワッフル・クッキー・パイ・カステラなど
加工肉ソーセージ・ハンバーグ
スープ・ソースカップスープ・中濃ソース・ホワイトソース・デミグラスソースなど
レトルト食品カレー・中華丼・麻婆豆腐など

上の小麦アレルギーで食べられないものの一覧は一例です。

意外なものに小麦が含まれていることも多いので、原材料の確認は慎重に行いましょう。

小麦を含む調味料

調味料も、小麦アレルギーの場合避けているものに含まれます。

醤油やソースなどの調味料には小麦が入っているからです。

一般的に醤油などの調味料に小麦は含まれていますが、醸造過程でアレルゲンが消失するので小麦アレルギーを起こす力はなくなっています。

小麦アレルギーでも調味料は大丈夫と考えてしまいそうですが、小麦を使っていることに変わりはありません。

重度の小麦アレルギーの場合など、小麦を使った調味料を摂取しても良いかは医師に確認することをおすすめします。

tokinoya

ダシやブイヨンにも小麦が含まれていることがあります。

小麦を使った日用品にも注意!

食べられないものではありませんが、小麦アレルギーの場合小麦を使った日用品にも注意が必要です。

化粧品や石鹸に小麦が使われていることもあります。

アレルギーの人は使わないようにしましょう。

除去する必要のないもの

小麦を使っていても除去する必要のないものもあります。

  • 醤油
  • 味噌
  • 穀物酢
  • 麦茶

前述しましたが、製造過程でアレルゲンが消失しているので、アレルギーの症状が出る心配はありません

ですが、製品によっては除去した方が良い場合もあります。

特に重度のアレルギーの場合は少量でも症状が出る場合があるので、医師への相談をおすすめします。

麦茶やビールは大麦から作られています。

なので、グルテンは含まれていませんが、たんぱく質の構造が似ていることからアレルギー反応が起きることがあります。

小麦アレルギーでも大麦は大丈夫な人と症状が出る人がいます。

小麦を使っていないから摂取しても良いか、専門医に相談すると良いでしょう。

小麦アレルギーでも食べられるもの

小麦アレルギーでも食べられるものを紹介します。

  • グルテンを含まない食品
  • 米粉などで作ったパン・麺

小麦は様々なものに含まれているので、食べられるものは何か確認しておきましょう。

米粉やトウモロコシ粉を使ったパスタや麺など、グルテンフリーの製品もたくさんあります

小麦粉なしでも食生活を楽しみたいですね。>>米粉と小麦粉の違いの記事も参考にしてください。

グルテンを含まない食品

小麦アレルギーの人はグルテンを含まない食品は食べられます。

  • そば(十割)
  • 豆腐など豆製品
  • 野菜
  • 魚介類
  • ナッツ
  • チーズなど乳製品
  • 果物
  • 大豆粉・トウモロコシ粉・片栗粉など

パンやパスタの代わりにお米を中心とした食生活にしてみましょう。

和食の献立は、小麦が入っていないメニューで小麦アレルギーでも食べられるものが多いです。

肉や魚など、普段から食べている食品でグルテンを含まないものはたくさんあります。

aya

小麦を避けても食べられるものはたくさんありそうですね。

米粉などで作ったパン・麺

米粉を使ったパンや麺は小麦アレルギーでも食べられるものです。

米粉にはグルテンは含まれていないからです。

グルテンフリーの食品として、トウモロコシ粉や大豆粉で作った麺もたくさん販売されています。

それぞれ味わいや食感が違うので、アレルギー除去食として好みのものを探してみても良いですね。

グルテンフリーのパスタについては>>グルテンフリーパスタどこで売ってる?を参考にして下さい。

小麦なしのグルテンフリーの市販のお菓子

小麦アレルギー食べられないもの

市販のお菓子でも、小麦なしのグルテンフリーのものはたくさんあります。

  • ゼリー・プリン
  • 和菓子
  • アイス・氷菓
  • チョコレート
  • 飴・ラムネ・グミ
  • 米粉や大豆粉を使ったお菓子
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ケーキやクッキーでも米粉のものを選べば食べられますね♪

ゼリー・プリン

ゼリーやプリンは小麦アレルギーでも食べられます。

市販のものでも、ゼリーは寒天・ゼラチンなどで固められていますし、プリンはコーンスターチやタピオカでとろみをつけているものがほとんどです。

小麦を使って作られていないので、小麦アレルギーの人におすすめのお菓子です。

家庭で作るなら原材料に小麦が混入する心配もありません。

和菓子

和菓子も小麦アレルギーの人が楽しめるお菓子です。

米粉・餅粉・寒天など、小麦を使わないお菓子が多いです。

ですが、

  • まんじゅう
  • きんつば
  • 蒸し羊羹
  • ういろう
  • くずもち
  • 南部せんべい

など、小麦粉を使ったものもあるので注意が必要です。

上記のものでも、米粉を使っているものなら食べられます。

アイス・氷菓

アイスや氷菓は小麦アレルギーでも食べられるものの一つです。

乳製品が主原料のアイスクリームや、シャーベットなどの氷菓は小麦粉を使用していません。

中には小麦粉を使っているものもあるので、原材料の確認はしっかり行いましょう。

チョコレート

チョコレートも小麦なしなので、小麦アレルギーでも食べられます。

砂糖控えめのものは低GI食品としても選ばれています。

ナッツが入ったものは大丈夫ですが、小麦を使っているチョコレート菓子もあるのは気を付けましょう。

飴・ラムネ・グミ

飴・ラムネ・グミなどの砂糖菓子は小麦を使っていないお菓子です。

マシュマロなどでも小麦を使っていないものは多いです。

原材料を確認して市販のお菓子を楽しみましょう。

米粉や大豆粉を使ったお菓子

米粉や大豆粉を使って作られたお菓子は、小麦アレルギーでも安心です。

ケーキやクッキーでも、アレルギーの心配のない商品があります。

グルテンフリーのお菓子は>>グルテンフリーのお菓子の記事を参考にして下さい。

小麦が入っている食べ物を避ける場合の注意点

小麦アレルギーの場合、小麦が入っている食べ物を避ける必要がありますが、その際いくつか注意点があります。

  • 原材料の確認
  • 栄養バランスを考える
  • 調理工程に気を付ける
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小麦アレルギーの場合は慎重に選ぶことが重要です。

原材料の確認

市販の食品を購入する際は原材料の確認が重要です。

なぜなら、思いがけないものにも小麦が含まれていることもあるからです。

必ず原材料は確認して、小麦が含まれていないかチェックしましょう。

小麦は特定原材料7品目に含まれているので、容器包装された加工食品には表示が義務付けられています。

原材料に記載がなくても、含まれている場合は表示があるので確認して選びましょう。

栄養バランスを考える

小麦を除去した食生活にする場合、栄養バランスが崩れないように注意しましょう。

小麦には食物繊維やビタミンB群などたくさん栄養が含まれているからです。

米や大豆などほかの穀物を使うことで、栄養バランスを崩すことなく小麦なしの食生活を送ることができます。

小麦アレルギーでも食べられる食事レシピは、クッキングサイトなどでたくさん紹介されています。

aya

米粉を使ったパンや麺に置き換えるのもおすすめです。

調理工程に気を付ける

小麦を除去するなら、調理工程に気を付けることも大切です。

食品自体に小麦を使っていなくても、調理過程で混入してしまうことがあるからです。

小麦を使った食品と同じ器具や環境で調理をすると、微量ながらも小麦がうつってしまうかもしれません。

小麦アレルギーの人の場合は、少量でもアレルギー反応を起こしてしまうことがあるので調理工程にも気を付けるようにしましょう。

小麦アレルギーで食べられないものについてQ&A

小麦アレルギーで食べられないものについてQ&Aで紹介します。

小麦アレルギーでもおすすめの外食は?

小麦アレルギーの人の外食は、定食がおすすめです。

和食中心のものが多く、メニューも選べるからです。

とんかつや揚げ物には小麦が使われていることが多いですが、焼き魚や煮物など小麦を使っていないメニューはたくさんあります。

他の人と外食する際も、気を使わせることなく食事を楽しめそうですね。

小麦アレルギーでうどんは大丈夫?

小麦アレルギーの場合、うどんは避けた方が良い食品の一つです

ですが、うどんはアレルギー症状の出にくい食品とされています。

食パンに含まれる小麦タンパクの量はゆでうどんの約3.5倍、そうめんは約1.3倍です。

離乳食で小麦アレルギーが心配な場合も、少量のうどんから食べてチェックし、徐々に量を増やしていきます。

小麦アレルギーの人がうどんを食べることについては、専門の医師に相談しましょう。

大人になって急に小麦アレルギーの症状が出ることがある?

大人になってから急に小麦アレルギーの症状が出ることがあります

大人になってから小麦アレルギーを発症する原因の90%以上は、小麦に含まれるω5グリアジンです。

ω5グリアジンとは、小麦の構成要素の一つでグルテンの成分です。

小麦アレルギーの症状は、運動を行うとアナフィラキシーショックを起こすこともあります。

小麦を使った石鹸や化粧品に含まれる加水分解小麦によって、小麦アレルギーを発症したケースも。

もともとアレルギー体質の人が発症しやすいともいわれているので、花粉症や他の食物アレルギーがある場合は注意が必要です。

まとめ

小麦アレルギーの人は、小麦を使った食品は食べられないものとして除去する必要があります。

意外なものにも小麦が含まれていることがあるので、原材料を確認することが重要です。

小麦を使っていないグルテンフリーの食材は、和食中心のメニューに多く使われています。

ケーキやクッキーなどのお菓子や、パンやパスタなども小麦を使わないものが多く販売されています。

小麦アレルギーだと何も食べられないと悲観せず、食べられるものを探して食生活を楽しみたいですね。

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